秩序破壊から“恐怖政治”を経て「独裁」から『赤化統一』へと向かう論理!
内戦を企てる呪いの「赤魔」
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「民主政もしくは人民政治ほど,内乱・内紛の起りやすい政治はないということをつけ加えておこう.というのは,民主政ほど,烈しくしかもたえず政体が変りやすいものはなく,その存続のために警戒と勇気とが要求されるものはないからである」
「もし神々からなる人民があれば,その人民は民主政をとるであろう.これほどに完全な政府は人間には適しない」(ジャン・ジャック・ルソー「社会契約論」岩波文庫)
「恐怖は特定の原理というよりも,むしろわれらが祖国にもっとも差し迫った必要に振り当てられる,民主主義の一般原理の帰結の一つである」(スラウ゛ォイ・シジェク「ロベスピエール/毛沢東・革命とテロル」河出文庫)
「啓蒙思想のもとでは,法秩序を支えるものは二つしかない.第一は,法律に違反すれば罰せられるという恐怖.第二は,法律に沿って行動したほうが自分の思惑が満たされるか,少なくとも損にはならないという打算である」
「慣習が消滅するとき,社会秩序は根底より揺らがざるをえない.しかしその場合でも,権力は何らかの形で存在しつづける.そして慣習という支えが失われた以上,秩序を維持するには,もっと露骨な手段―暴力に訴えるほかなくなる」(エドマンド・バーク「〔新訳〕フランス革命の省察」PHP研究所)
「ただ平等のみが彼らの崇拝の対象なのだ.しかるに平等と専制主義との間には秘密の関係がある」
「つまり自由は民主主義にとって目的ではなく手段なのである.民主主義は自分が探し求める平等に出会ったとたん,自由を軽視し始めたのであった」(フランソワ・ルネ・ド・シャトーブリアン「墓の彼方からの回想」)
「革命家たちは,なぜ恐怖政治を展開することになったのか.シャトーブリアンによれば,大衆で構成された社会というのは,本質的に統合の原理を持たないものである.
ルソー風の共和国は,全人民が,一主権者に対する服従を拒否し,完全な自由と平等とを享受するということを前提しているので,この共和国においては,人民一人一人が何らかの政治方針を口にし,その政治方針の実現を望む.だから,ルソー風の共和国は,必ずイデオロギーの社会となる」
「恐怖政治により,イデオロギーを次々と排斥し,純粋化した過程,これが粛清の過程であった」(伊藤冬美「フランス大革命に抗して」中公新書)
「人民戦線」赤化戦略!
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「社会の破壊をめざすテロルが遅かれ早かれ伝染して,権力の座にある党という反社会にまで到達することは不可避だった」
「政治上の敵はもはやあれこれの名をもった反対者ではなく,「階級敵」ですらなく,社会総体であった」(クルトワ「共産主義黒書-コミンテルン・アジア篇」恵雅堂出版)
「諸君のいわゆる人間性とは,ブルジョア以外の,ブルジョア的財産所有者以外のなにものをも意味していないのである.そしてこのような人間性は,もちろん廃止されるべきものである」
「プロレタリアは確保すべき自分のものを何ももたない,かれらが破壊しなければならないものは,これまでのすべての私的安全や私的保障である」
「このことは,もちろんなによりも,所有権への,またブルジョア的生産諸関係への専制的干渉なくしてはできようがない」(マルクス&エンゲルス「共産党宣言」)
「資本主義社會と共産主義社會との間には,前者から後者への革命的轉化の時期が横はる.それにはまた一つの政治的過渡期が照應し,この過渡期の国家はプロレタリアートの革命的獨裁以外の何物でもありえない」(マルクス「ゴータ綱領批判」岩波文庫)
「われわれは,統一戦線政府が情勢に適合した一定の根本的な革命的要求,たとえば生産の統制,銀行の統制,警察の解散,警察に代わる労働者の武装民兵の設置,等々を実行することを要求する」(ゲオルギー・ディミトロフ「反ファシズム統一戦線」大月書店・国民文庫)
「すなわち,プロレタリアートは,自己の解放をかちとるためには,ブルジョアジーを打倒し,政治的権力を奪取し,その革命的独裁をうちたてなければならない,と」(レーニン「国家と革命」岩波文庫)
「革命とは,血で血を洗い,人間が人間を撲滅するものであり,そのためにこそ,マルクスは,密かに「プロレタリアート独裁」を準備し,それをことさら神秘めかしてきたのである」
「だが,国家は破産しても,生産手段の集中と労働の社会化という資本主義の生産様式はそっくり温存された」(森和朗「マルクスと悪霊」勁草出版サービスセンター)
「需要と供給の関係は,その一切が,政府の計画経済的統制に委ねられるのである」
「国民が何をどのように欲しているかは,すべて政府の役人が考えてくれることになる」(鍋山貞親「共産党をたたく12章」有朋社)
(朝日新聞デジタル - 05月10日 13:43)